乙野花子の生活 in欧州

会社員。BRCA1陽性です。

副作用強敵。

いやはや。最終クールなのでもう最後だし!!とは思っていますが、今回はなんだか早期からしつこーーーーく倦怠感、吐き気、ダルさがあります。あ、前回書いた血尿に関しては、抗生物質を処方してもらったとたんに(飲む前に)いきなり普通の尿に戻りました。一時的なものだったのでしょうか。

 

何れにせよ、今日は「総合的に具合が悪い」の権化です。

 

明日朝からウェブ会議なんだけどできるのか...とちょっと心配。昨日と今日、ほんとうにご飯時以外はほぼベッドで。

吐き気止めも飲んでるけど吐き気だけじゃなく、この強力なダルさがすごいのなんの。

ただ今回は徐々に強まる味覚障害があまりない。ほぼ気にならないくらい。

蓄積していくと、慣れて気にならなくなるものもあるのでしょうか。

次回、化学療法副作用のまとめを書きたいと思います。

エクエル到着

第何弾目なのかもよくわからなくなりましたが、日本からのオンラインショッピングの品、到着しました。

でっかーい箱になってましたが、中にちゃんと、エクエルと、トランシーノの美容液。

エクエルは化学療法最終回の一週間後くらいからはじめようかと思っていましたが、一粒試しに飲んでみると、香ばしいきな粉の香りで飲みやすかったです。ちゃんと始めるのはもうちょっと先に。

トランシーノももうちょっといろいろ落ち着いたらにしたいと思います。

でも、なんか眺めているだけでも嬉しいですな。

だけど手強い副作用最終回

6クール目を投与して数日。

いきなり血尿出ました。

副作用としてはまあまああるみたいなのですが、血がまざるってなんかイヤですよね。

担当の先生にも電話したものの、この国は基本ホームドクター制なのでかかりつけ医に事情を話し、抗生物質を処方していただきました。

倦怠感、疲れ、味覚障害、その他もろもろのいろんな副作用が6回目だけあって?かなり早く強く出てきてる感じ。

蓄積されるとは聞いていたけれど確かに...。

頑張って最後の副作用、切り抜けたいとおもいます。

祝、最終化学療法

長かったのかあっという間なのか。月並みな表現かもしれませんが、今週化学療法6回目の最終回を迎えました。

嬉しい!!

Piccが当日とれるという目に見えてわかるイベントもあり、意気揚々と行って来ました。

子供も喜んでいた笑

で、Piccはどのくらい長いカテーテルが入っているのかしらと、見たかったのに、看護士さんの手際のよさと、抜かれても全く何も感じないカテーテルの滑りの良さ?に、気づけば止血綿の上からテープはられてました。

その日の夜にはテープとってシャワーもokといわれ、そんなものなの?と驚き。

Piccのとれたショボイ二の腕をどうぞ。
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4ヶ月水にさらされていないのでシワシワです。

でもほんと、解放感!

実際には動きもほぼ制限されてなかったので以前と変わらないのですが、ネットとかカバーテープとかチューブとか見てくれもなんか気をつかいますよね。

大きな目標クリア、です。

Piccカテーテルとは

あんまりPicc使用してる人のブログみかけないのでどういうものかを載せてみたいと思います。あんまり見たくないかもだけど。


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で、包帯の中味はこれ。


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ぎゃー。ですかね。上腕内側にカテーテルがそのまま刺さってます。

11日ごとに洗浄して、投薬や血液採取に使用します。カテーテルは上腕を通って心臓の近くまで通ってるそうなので、投薬時全く何も感じません。

点滴で投与すると血管が「焼けて」痛くなってしまったりするのですがそれもないし。

このPiccも来週の最終投薬後、外すことに。嬉しいなー!

「病気になって得たこと」とかないですけど。

あの、よく記事とか本になってるもので、「この病気になって得たもの」とか勢いついたのだと「病気になってよかった」とかそんなタイトル且つ内容のものが結構ありますね。最近よく見ます。

あの、得たものとかよかったなんて個人的には全くないです。病気をしてから何々が大切に思えるようになった、とか何でもチャレンジするようになった、とかほんと全然ない。

全然ないですよ。何であんなこと書けるかなあ、と思うくらい、何も感じないです。

早く治療終わって前の生活に戻りたい、というだけ。普通に前の生活がしたいだけ。11年前も同じ感じだったと思うなあ。ただ、brca1の人に伝えたいことはあるかなあ。

ああ言うのが書けるのはたぶん一回目の発病で、このマイナス体験をネタに何かプラスに変えたい、という躁的な感じなのかな。まあわかるけどね。つるっぱげになるのなんてまずないし。

でも、ほんと、病気になってこういう発見があったとかいうので良いことなんかないので予防と早期発見を心がけてほしいなあと思ったりします。

 

ウィッグの調子でアップダウン

昨日洗ったウィッグ、ちょっとドライヤーをあてたらこれがもう結構いい感じになって、かなり厳しい自分の目にもこれはまずウィッグに見えないだろというレベルにまで。

耳にかけるのが今までの自分っぽいのだけど、もみあげのあたりはツルツルなので、やはりちょっと難しい。と思っていたら、なんか今回ウィッグのもみあげのあたりがちょうどよくなって、もうほんと、これなら自分でも見分けつかない、という感じに。

で、そうなるともう俄然気分も上がるのですよね。

これ、気持ちわかるけど、自分でついていけない……。

だから今、ちょっといろいろ人と会ったりする調整をしなきゃいけないのだけど、今年はスルーしてその調整をしないか、気持ちを作って頑張って会う方向でやるか、どっちにするかが一時間前と二時間前の気持ちが真逆になるのです。

あー、自分でも疲れる。というか、正反対の決断を数時間おきにするので、ほんと予定がつかない。

あああ。もうたかが髪、されど髪ですなぁ。

人毛ウィッグに関する個人的な気づきというか、これから使う人への勝手なアドバイス

ああ、自分も早く気づけばよかったけど……。

まずは毎日使って適度に「汚れる」こと。それで自分の頭になじんでくると思います。新品の時はちょっと毛量が多く感じたりしたけど、皮脂や汗で適度に汚れることで自分の頭の形にもなじんでくるし、それでシャンプーすると人毛の癖みたいなのが適度に出てきてより自然になります。さらに被ったままドライヤーで整えるとかなりいい感じに。

今日はこんな感じでウィッグにとらわれた一日でした。