第1回初発と第2回初発
2005年にやった左側のトリネガと今年のトリポジは、腫瘍医に言わせると関係の無い別個の初発なんだそうです。対側に再発することはない、ということで。
トリネガとトリポジ、両方やっちゃってまぁもう、こういうのがBrcaという感じなのかしら、とか思ったりする日もありますが、定期的な検査のおかげで7ミリとかで見つけていただいたわけです。これが早期発見を信条とする今の医療のできる限りのこと、なんだろうと思います。
で、なぜ2回初発をやりました、と改めて記そうと思ったかというと、このログにたどり着く方はやっぱりトリネガに関する記事に興味があっていらっしゃるみたいなので、トリネガこわーい、というような見方に拍車をかけたくないな、と。
トリネガ自体は11年前の治療以来発現はしていないのですよ。
では逆に浮かんでくる疑問。2015年に卵巣切除してるのに、2017年の今、何故にホルモン受容体陽性のトリポジが発現したのかえ?ということ。
で、先生に聞いてみたわけです。廊下で。立ち話風に。さっきまで診察室で二人だけで話してたのに。診察室で聞けよ、って感じですけども。
先生曰く、70代で発症する人も多くがホルモン受容体陽性の人。彼女たちはもちろん閉経してから随分たっている。閉経後、女性ホルモン自体は大幅に減少するけれど、全くなくなる訳では無い。(男性ホルモンからエストロゲンが作られ続ける)。だから閉経後の患者さんにも閉経後のホルモン療法(アロマターゼ阻害薬)がある。...で、何故、についてだけど今の医学ではっきりした答えはない......。
との予想範囲内のお答えでした。まあ、仕方がないよね。
卵巣切除に関して、私の場合更年期障害が酷く出ているということもないし、何より卵巣癌の心配がなくなったのは本当にいいんだけど、だったらやっぱり乳房の切除もその後すぐにやっときゃよかった......と思ってしまいます。
まあ、これを考え始めると際限がないので。
Youtubeで動画でも見てきますわ。