乙野花子の生活 in欧州

会社員。BRCA1陽性です。

2017年化学療法(TCH)

Fishの結果がなかなか出なくて化学療法がカルボプラチンになるのかシクロフォスファミドになるのかが直前まで決まらなかったのが今回の化学療法。

結局Fish+にてHer2陽性決定でカルボプラチンになりました。

化学療法は現在の担当医のA先生の勧めで、一番最初に担当していただいたけどその後担当が変わり、名前も忘れかけていたという懐かしのT先生にお世話になることになり、治療も安心してできる再会を得ました。当時お世話になっていたV病院は州の病院の再編成の直撃を受け、腫瘍科の先生たちもいくつかの病院へ分散させられてしまったのですよね。あれだけ機能する病院はない、という良い病院に限って再編成という理不尽。

今回このT先生に化学療法だけお世話になるのは、主治医のA先生が(先生もV病院から他へ移った)、「ここの化学療法チームよりT先生のいるM病院のチームのほうがいいからそっちでやってもらったほうがいいと思う」とアドバイスをくれて家からも近いしこれも即決。使用する薬剤が同じならチームが少々劣っても同じではないのか、とも思いましたが行ってみるとこんなとこに血管を探り当てるのか、といまだに印象に残っているすごい看護師さんたちがまだまだ働いていてここでも懐かしさいっぱい。そして安心感。変わってよかったです。

ハーセプチンは脱毛のリスクはないと聞いていたけれど、他はやはり脱毛必発という薬剤。

これが本当に嫌で、会社のほうは在宅で継続させてもらうことにしました。理由も深く聞かず、即答でOKしてくれた上司には感謝です。前回はACで会社に行ってたなんて信じられない。今回はゆっくりやりたいのでこのスタイルが良い感じです。

あと、前回と違うのは注射ではなく、PICCというカテーテルを上腕の内側に装着して薬剤を入れること。静脈に細いカテーテルを心臓の近くまで入れるのですが、部分麻酔でやったけどベテランの人にちょっと指導されながらの技師さんがやってくれたからか、ぐにゅーっと針が通るのが痛かったです。と、これからやる人を脅かしてもなんだけど、まぁ30分程度で終わります。確かに投与毎に針を刺すよりいいし、薬剤が入っていく感じとか、ACの時は本当にびりびり痛かったのだけど、今回は何も感じません。だけどネックは11日以内に一度洗浄をしに病院へ行かなければならないこと。でもこれも3クール目の担当の看護師さんが「洗浄は家でやってます?」といっていて、自宅でも出来ることが判明!早くいってー!!!

 

現在3クール目なので、副作用や対策などをつれづれ書いていきます。

また次の機会に。