乙野花子の生活 in欧州

会社員。BRCA1陽性です。

2017年右側 ルミナルB 概要

で、今年です。

年初のMRIでひっかかりました。MRIとマンモを交互に6か月ごとにやっていました。BRCA1陽性の場合、6か月ごとの検査なのですよ。まあ先生とは長い付き合いです。

2016年の6月ぐらいに右側のわきの下にしこりができ、いつも気になってたり、時に痛かったりしたので先生に言ったのだけど、普通にリンパが腫れているだけで悪い感じはしないといわれました。で、9月になっても腫れているようならエコーしてね、と言われましたが腫れはなかったのでエコーはなし。9月に行ってたら変わってたかなぁ。というのも、リンパに関しては今回は結局エコーでもセンチネルでも転移や腫瘍はなかったのです。触診だけであそこまで判断できて当たってる先生すごいな。

今回の様子はこんな感じ。

腫瘍径7mm、 pT1b、 グレード3、 ホルモン受容体陽性、 Ki67 50%、 Her2 2+(Fishで陽性)

手術:全摘、同時再建

化学療法:タキソテール+カルボプラチン+ハーセプチン

ホルモン療法:化学療法の後の予定

 

今回は全摘よと言われて私も即決。同時再建してもらって普通におっぱいつくってもらお、という感じで全摘に異存はありませんでした。というか、左の温存が温存というより全摘不再建に近い縮み方で、もうどうにもバランスが悪かったので。

主治医のA先生は「州でいまトップの外科医の先生か、前回執刀していただいた先生の今は右腕となっているP先生のどちらかに連絡つけるからどっちにする」とおっしゃり、待ち時間は少し少ないであろう、そして11年前にもお世話になっている右腕P先生にお願いすることに。P先生、当時はまだ学生?という感じでしたが11年の月日は流れ立派な外科医になられていました。

日本と違うかもしれないのでちょっとだけ書いておくと、こちらでは基本生死にかかわるリスクの高い病気に関してはその治療費がほぼ免除になるので、入院費や手術費などすべて無料です。なので、腕のいい外科医に頼む、といってもお金を積んでやってもらう、みたいなイメージではないです。前回温存の時に執刀していただいたB先生は本当に有名で、検査などで術痕をみた看護師さんで分かる人は大概「これB先生?」って言っていました。でもプライベートの病院に行って(もちろんすごくお金はかかるし、施設はすごくきれいだし、手術の予約も比較的すぐとれる)手術してもらったわけではないので、よいアドバイスを主治医からもらえるとよい先生に巡り合える、という感じです。そういう意味ではこの国すごいよ。ほかのとこはものすごくだめだけど。

手術の詳細に関してはまた次の機会に。