乙野花子の生活 in欧州

会社員。BRCA1陽性です。

2009年Brca検査

ということで遺伝的なものなのか、つまりBrcaという遺伝子に変異があるか検査を行うことになりました。2009年の話です。私は30代半ば。当時はまだアンジェリーナジョリーも予防切除する前でBrcaについても世間的には知られてなかったと思います。

きっかけは、不妊治療はできるか否かでしたが私は家族にも罹患歴のある人間がいたり、30代での発症ということで話を聞き、検査を受けることにしました。

検査自体は血液検査のみです。で、数ヵ月して陽性ということが分かりました。

不妊治療...なんていってたところへ乳ガン、卵巣ガンの発症リスクの高い遺伝子変異があると言われ、卵巣の予防切除だなんだ言われてしまいパニックになったのですが、パニックになる必要はなかったと思います。遺伝子変異があることは変えられないので、やることを優先順に早くやることなのかな、と。

そのあとの事を時系列に並べると、不妊治療開始し、3回ダメだったところでホルモン剤を使って行うかどうかを担当腫瘍医と話し(とは言え、例が少ないためなんとも言えないと)同意を得てホルモン剤を使用しての採卵等を行い、2011年出産しました。

 年齢的にも病気の関係からも二人目はあり得なかったのでそのあと早くに卵巣切除、乳房切除を行えばよかったのですが決断までに時間がちょっとかかっちゃいました。

卵巣切除のお話はまた次の機会に。